やすらぎの郷(ドラマ)9週42話の感想・石井五郎(津川雅彦)がテレビ界に物申す!

やすらぎの郷は倉本聰氏が、若者対象のゴー
ルデンに対抗して、お中高年に向けて書いた
シルバータイムドラマです。ドラマが低迷中
のテレビ界に対する批判があちこちに込めら
れているといわれますが、今回もプロデュー
サーが出てきてテレビ業界に対して苦言を呈
しました。
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大人のための「やすらぎの郷」が出来た経緯


倉本聰氏は、夜のゴールデンタイムに若者向け
のドラマばかりが数多く放送され、大人の観る
ドラマが少ない、という現状に対し、大人が楽
しめる大人のためのドラマを企画しました。

ドラマ人気が低迷し、ワイドショーやバラエティ
に変わってしまった昼間の時間帯を新たにテレ
ビ朝日が「シルバータイムドラマ枠」を作り、
そこでやすらぎの郷が放送されることになった
のです。

今までに出てきた倉本聰氏の意見


煙草について


倉本聰氏は煙草を吸われます。脚本を書く時も
書斎に入れるの猫だけ、そして気持ちを落ち着
けるのに煙草に火をつけられます。

ところが、世の中は禁煙ブーム。
以前は、家族が吸っていれば気にならなかった
煙草のにおいも煙も、受動喫煙で追いやられて
います。周りに煙草を吸う人がいないと、ちょ
っとした煙草のにおいにも敏感にキャッチでき
るようになってしまいますね。

今や、宮崎駿監督のアニメ映画『風立ちぬ』の
喫煙シーンが問題になってしまう時代。

バスの中で煙草が吸われていたなんて信じられ
ませんが、ちょっと古いバスに乗ると、前の座
席の背には灰皿がついていたりします。バスで
煙草を吸えたなんて、今では考えられませんね。
     
やすらぎの郷のドラマの中で、主人公の脚本家
である菊村栄は、息子に「タバコはほどほどに
しときなよ」といわれると、「オレとタバコの
付き合いは、お前との付き合いよりよっぽど長
いんだ!」

「オレがお前を育てられたのは、タバコが作品
を書かせてくれたからだ!」と逆切れしてしま
います。

テレビ業界に対して


第1週目、近藤正臣演じる元・テレビ局の花形デ
ィレクター・中山保久が出演した時のことです。

「だいたい世の中が変わっちまって高齢化社会
になっちまったんだ。おまけに若い者はほとん
どテレビ離れを起こしてる。ところがテレビ局
だけはいつまで経ってもゴールデン神話から抜
け出そうとしないんだ」
     
これは、倉本聰氏がやすらぎの郷を、シルバー
タイムドラマとしてゴールデンに対抗させた理
由です。

ディレクターである中山保久がテレビ関係の人
間はやすらぎの郷に入れると思って話をすると
「テレビをくだらないものにした責任がテレビ
局にあるので、一時期でも、テレビ局にいたも
のはやすらぎの郷には入る資格がない」と、厳
しく言われてしまいました。

テレビ業界に対して42話・石井五郎プロデューサーがばっさり


今低迷中のBテレに、昔の名プロデューサー・石
井五郎は敏腕を貸してほしいと雇われます。

そして、起死回生の策を考え、実行できるかど
うか様子を見に、やすらぎの郷にやってきまし
た。そして、事務所へは行かず、菊村栄の部屋
を訪れ自論を菊村栄に述べるのです。

相も変わらずゴールデンに頼った、つまり若者
の視聴率に頼った昔ながらのゴールデン神話は
もう崩壊しているのではないか

いま日本の人口の25%が65才以上の老人、60才
以上だと33%。若者は完全にテレビ離れを起こし
てITやスマホに向かっているし、これから老人は
どんどん増えるし、テレビは高齢者を対象にしな
いと生き延びられないのではないか

近藤正臣演じる元・ディレクター・中山保久に話
したことと同じことがまた、しっかりといわれ、
しかも40年前の番組を40年前のMC・及川しのぶを
使ってやりましょうという企画が起こっているこ
とがわかりました。
     
テレビの番組での話ですが、高齢化社会というこ
とが視聴者の年齢、視聴率ででも読み取ることが
できるのですね。

高齢化と簡単に言うけれど、これは可逆的のこと
ではないので、私は社会にあまり強くはないけれ
どやすらぎの郷を見ていると、高齢化が進むとい
うことは、高齢者がたくさんいて若者も高齢者よ
りもたくさんいれば、問題はないけれど、その逆
は、負担が大きくなっていく、国が弱くなってし
まうことなのではないかと今日、とっても強く感
じてしまいました。難しい理由はなく、力のない
もの、弱いものばかりになってしまうからです。

それもそうですが、さっさとやすらぎの郷から
面接を終えて帰る、若い家族の姿に自分を見た
気がしました。

たった1回の、少しの面接時間に、どれだけの
気持ちをおじいちゃん、おばあちゃんは込めて
くれていたんだろう、、、

おじいちゃん、おばあちゃんにはごめんなさい
の気持ち、倉本聰氏には「やるな!」って感じ。

これから先、秋のテレビ番組はどう変わるでし
ょうか?石井五郎プロデューサーの意見のよう
に「シャボン玉ホリデー」みたいな番組が始ま
るかもしれませんね。
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