やすらぎの郷(ドラマ)保安課に芥川賞受賞作家がいた!

倉本聰氏がシニアのために書いたシルバータ
イムドラマ。テレビ界で活躍した人しか入れ
ない老人ホームが舞台。現在大スターと言わ
れる人ばかりが入居者で出演者の豪華さと、
話の面白さも話題になっています。ここの老
人とやすらぎの里を守る保安課には芥川賞受
賞作家がいました。
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やすらぎの郷


やすらぎの郷は、テレビ人専用の老人ホーム
です。こちらに入居するためには、厳正な入
居資格があり、穏やかで心やさしい、テレビ
界で功績を残しているという点で合格しない
と入れません。

私たちは、石坂浩二演じる脚本家の菊村栄の
視点で、やすらぎの郷で起こるいろいろな出
来事を味わっていきます。

老人とはいっても、まだまだエネルギーも、
恋心、過去への思い、市への恐怖、など熱
い思いが思いが引き起こすいろいろな出来
事が起こり、少しも安らげない郷になって
います。

やすらぎの郷には、たくさんの従業員が働い
ています。やすらぎの郷の従業員は医師と看
護師を除いて、全員が 前科のある人という
設定になっています。

その中の”新藤秀夫”はなんと芥川賞受
賞作家なんです。第156回芥川賞受賞をした山
下澄人さんが、やすらぎの郷の保安課・新藤
秀夫さんを演じています。
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芸人で 初めて芥川賞を受賞した又吉直樹さん
は、第153回の芥川賞でした。

山下澄人さんはどんなひと?


兵庫県神戸市出身の1966年1月25日生まれの
日本の劇作家、小説家、俳優です。山下さん
は面白い経歴を持っています。

倉本聰氏が主宰していた俳優、脚本家の養成
機関「富良野塾」(2010年閉塾)の2期
生でした。

山下さんは、入塾までは地元・神戸の倉庫で
アルバイトをしており、誤配されてきたスポ
ーツ報知に富良野塾の募集チラシが挟まって
いて、無料で生活できることに魅力を感じた
こととブルース・リーや高倉健などを観て俳
優に憧れていたので、倉本聰作品は観ていた
ものの脚本家名は当時気にしていなかったそ
うです。

「確か報知新聞やったと思うんですが…スポ
ーツ新聞。作り話みたいやけどほんまにそう
やから。でも、『これだ!』みたいなものは特
になかったですね。面白そうやなというぐらい
の。(入学金や授業料が)タダっていうのが大
きかったんですけど。お金かからへんし」

富良野塾には、他のスタッフの反対を押し切
って倉本聰氏が山下を選び、数千人の希望者
の中から採用されました。ところが、普段か
ら、態度が悪いと倉本聰氏から叱られていた
が、演技は誉められて入塾後三ヶ月ほどでド
ラマ出演できたそうです。

卒業後も塾関連の公演に出演していたが、27
歳の時に倉本氏により降板させられ、1996年
には自身の劇団「FICTION」を立ち上げました
が、意外な小説家に転向という転機が訪れます。

劇場に見に来ていた平凡社の営業部の方が「“書
きませんか”と声をかけてきたことでした。それ
は2年間も続きました。後に山下澄人さんの芝居の
ファンであった小説家・保坂和志が他の未完原稿
を評価したことがきっかけになって『緑のさる』
が刊行され、野間文芸新人賞を受賞しました。

山本澄人さんの執筆の道具はなんとiPhoneです。
「執筆は基本的にiPhoneのメモ帳。電車の中やこ
たつで寝ころびながら書けますし、書いている時
とそうでない時の意識をフラットに保ちたい、と」

そうして「しんせかい」で第156回芥川賞受賞しま
した。
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